人によってはたくさんの資格や免許を取得しているでしょう。でも、すべてを履歴書に記載すれば採用につながるのでしょうか。ここでは何を書くと効果的なのか、履歴書に書くべき資格・免許と書かない資格・免許の選び方や書き方を紹介します。
履歴書に記入する免許・資格
所有している資格・免許が少なければ書いてもいいですが、そうでなければ何を書いて何を書かないのか選んでいきましょう。免許・資格は正式名称で記入します。基本的には業務に関連するものを優先してください。
資格・免許記載のポイント
自己PRや仕事につながるものを書く
この欄は公的資格や国家資格以外のものも記入できます。民間の企業や協会が認定するものでも業務に関連するなら書くべきです。やる気や積極性のアピールになりますよ。
基本的には取得した順番で資格・免許の名称を記入していきますが、自己PRできるものや応募企業の仕事に関係するものを書きましょう。空欄を無理に埋めようとしなくても大丈夫です。取得する前でも業務に関連した講座などを受講しているならただし書きのような形で記入すると良いですね。(例)〇〇年△月の試験で800点取得を目標に勉強中 など
また、関係のない資格や応募企業にまったく役立たないものは書いても意味がありません。悪目立ちして評価が下がる可能性もあります。
自動車運転免許を持っている場合は必ず記入しましょう。運転に無関係な業種でもニーズがある場面も多いです。
こんな免許や資格はどうするの?
3級以下の資格・免許は書かない方が無難です。例えば英検3級以下や外資系の2級以下のものです。漢検2級以上は書くべきですが、他にもっとPRできる資格・免許があればそちらを優先します。書道初段やインストラクターなどの資格は「趣味・特技」欄に書きましょう。
まとめ
- 資格・免許は持っているだけ書けば良いわけではありません。業務に関連するものを優先し、取得した順に資格・免許の名称を記入していきます。他にも仕事に役立つ資格・免許を勉強中なら添え書きして記載しましょう。ただ、業種に関係ないと思っても自動車運転免許は必ず記入しておきましょう。資格にもいろいろありますが、3級以下のものは書かない方が無難です。資格・免許はあなたの能力を客観的に裏付けてくれる証です。書くべきものと書かなくてもよいものを冷静に判断してくださいね。